四十九日・一周忌・三回忌の日程計算、お布施の相場
お盆・お彼岸・お墓参りマナーを無料ツールでサポート
初七日(命日から7日目)・二七日〜六七日(各7日ごと)・四十九日(49日目・忌明け)・百箇日(100日目)・一周忌(満1年)・三回忌(満2年)・七回忌(満6年)・十三回忌(満12年)・十七回忌(満16年)・二十三回忌(満22年)・二十七回忌(満26年)・三十三回忌(満32年・弔い上げ)が主要な法要です。
法要の日付は「命日(亡くなった日)を1日目として数える」のが仏教の慣習です。四十九日は命日から49日目、一周忌は翌年の同月同日(満1年後)になります。三回忌が「満2年」となるのは、亡くなった年を1年目として数えるためです。法事スケジュール計算ツールで命日を入力すると全ての日程を自動計算できます。
法要は正日(命日・祥月命日)当日か、当日より前の日曜・祝日に行うのが一般的です。「後ろ倒し(命日より後)」は避ける習慣があります。日程が決まったら、四十九日は少なくとも3〜4週間前、一周忌以降は1か月前を目安に参列者に案内状を送ります。
三十三回忌は最後の年忌法要(弔い上げ)とする宗派が多いです。ただし地域・宗派によっては五十回忌や百回忌まで行う場合もあります。弔い上げ後は位牌を寺院に納め、先祖代々の霊として合祀されます。地域によっては二十五回忌・五十回忌を弔い上げとすることもあります。
菩提寺への連絡は法要の1〜2か月前が目安です。僧侶の日程確認と会場(寺院またはセレモニーホール)の予約を同時に進めます。会食(お斎・おとき)を行う場合は飲食店の予約も必要です。参列者数が確定してから予約するため、案内状の返信期限は法要の3週間前を目安に設定します。
法要の案内状は法要の1か月前までに発送します。返信用はがきを同封するか、電話・メールで出欠確認します。お斎(法要後の会食)は1人3,000〜8,000円程度の料理を用意します。引き出物(品物)は1,000〜5,000円程度の消耗品(お茶・菓子・タオルなど)が一般的です。
法事の香典の相場は続柄と法要の種類によって異なります。四十九日・一周忌は葬儀香典の7〜8割程度、三回忌以降は5割程度が一般的な目安です。友人・知人なら3,000〜1万円、親族なら1万〜5万円が目安です。表書きは四十九日以降は「御仏前」(浄土真宗では常に「御仏前」)を使います。
法事の引き出物は「消耗品(消えもの)」が基本です。お茶・海苔・菓子・タオルなどが定番で、価格は1,000〜3,000円程度。のし紙は「志」か「粗供養」(西日本)を使い、黒白か黄白の結び切り水引が一般的です。四十九日の香典返しはいただいた香典の1/3〜半額程度が目安です。
一般的なお盆は8月13日(盆の入り)〜16日(盆明け)です。13日に迎え火、15日はお盆の中日、16日に送り火を焚くのが伝統的な作法です。東京など一部では7月盆(7月13〜16日)を行います。お盆はご先祖様の霊が現世に戻ってくる時期とされ、墓参り・棚経・精霊送りを行います。
春彼岸は春分の日(3月20日頃)を中日とした前後3日間の計7日間、秋彼岸は秋分の日(9月23日頃)を中日とした計7日間です。お彼岸は「彼岸(あの世)に渡る」という意味で、先祖供養の時期とされます。墓参りやお寺への参拝を行い、ぼたもち(春)・おはぎ(秋)をお供えします。
お墓参りは①手桶・線香・花・お供え物を準備②墓石と周辺を清掃③水鉢に水をかける④花立てに花を飾る⑤お供え物を供える⑥線香を供える⑦合掌・礼拝の順番で行います。帰る際はお供え物(食べ物)はカラス対策のため持ち帰るのが一般的です。
お盆に僧侶に自宅や墓前で読経していただく棚経のお布施は、3,000〜1万円程度が一般的な相場です。地域や寺院によって大きく異なるため、事前に菩提寺に確認しましょう。お布施は白い封筒や奉書紙に包み、「お布施」と表書きします。お布施金額シミュレーターで法要別の相場を確認できます。
お布施の相場(目安):通夜・告別式は15万〜30万円(戒名別)、初七日は1万〜3万円、四十九日は3万〜5万円、一周忌は1万〜3万円、三回忌は1万〜2万円、七回忌以降は5,000〜1万円です。ただし地域・宗派・寺院によって大きく異なります。お布施金額シミュレーターで詳細を確認できます。
お布施は直接手渡すのではなく、袱紗か小さなお盆(切手盆)に乗せて差し出します。「本日はよろしくお願いいたします」「些少ですが」などと一言添えて両手で差し出します。渡すタイミングは法要開始前(挨拶する際)か法要終了後が一般的です。封筒の表書きは「御布施」または「お布施」とし、薄墨ではなく通常の墨(黒)で書きます。
戒名(法名)のお布施の相場は戒名の位(ランク)によって大きく異なります。一般的な信士・信女(男性の最低位)は20万〜50万円、居士・大姉は50万〜100万円、院号は100万円以上が目安です。生前に戒名をいただく場合もあります。お布施金額シミュレーターで戒名別の相場を確認できます。
「忌中」は死の穢れが残るとされる期間で、四十九日まで(神道では50日)です。「喪中」は故人を偲ぶ期間で、一般的に父母・配偶者・子は1年、祖父母・兄弟姉妹・義父母は3〜6か月が目安ですが、法的な決まりはありません。忌中は神社への参拝(神事への参加)を避け、慶事も控えます。
喪中はがきは11月下旬〜12月上旬に送るのが一般的です(年賀状の準備が始まる前)。文面は「喪中につき年末年始のご挨拶を遠慮させていただきます」が基本。亡くなった方の続柄・年齢・亡くなった年月を記載します。喪中はがき文例ジェネレーターで続柄・スタイル別に文例を即生成できます。
喪中はがきを送った後も年賀状が届いた場合は、1月8日〜2月4日(立春)の間に寒中見舞いで返礼します。文面は「寒中お見舞い申し上げます。昨年○月に○○が逝去し喪中のため年賀欠礼させていただきました。皆様の御健勝をお祈り申し上げます」が基本です。
一周忌・三回忌は喪服(黒の礼服)が基本です。七回忌以降は施主から「平服でお越しください」と案内があれば、地味な色のスーツ・ワンピースで参列できます。施主(主催者)側は七回忌以降も喪服着用が一般的です。男性は黒ネクタイ、女性は肌の露出を控えたダークな服装が基本です。
四十九日以前は「御霊前」(亡くなってから四十九日の間は「霊」として存在するという考え方から)。四十九日以降(一周忌〜)は「御仏前」(成仏して仏となったため)が一般的です。ただし浄土真宗は「臨終即往生」の教えから、常に「御仏前」を使います。宗派が不明な場合は「御香料」「御香典」が無難です。
本来の初七日は命日から7日目ですが、近年は遠方からの参列者の交通費・負担軽減のため、葬儀(告別式)当日に「繰り上げ初七日」「式中初七日」として一緒に行うケースが増えています。案内状に「初七日法要も同日に行います」と記載があれば当日参列のみでOKです。
「午後の遅い時間・夕方以降は避ける」という習慣がありますが、宗教的な根拠はなく、防犯・安全面の観点からの慣習です。また「午後は悪い」「夜に行くと霊を連れ帰る」などの迷信も言われますが、根拠はありません。墓地の管理規則の時間内であれば、原則いつでも参拝できます。
お布施を渡すタイミングは法要開始前(ご挨拶する際)か、法要終了後が一般的です。どちらにするかは地域・寺院の慣習によって異なります。迷った場合は法要開始前に「本日はよろしくお願いいたします」と渡すと間違いがありません。袱紗か切手盆に乗せて両手で差し出します。