引越し挨拶・手土産・季節の挨拶・食事マナーなど、日常生活で役立つマナーをシーン別に網羅。 いざというときに困らないよう、12種類の無料ツールでスマートに解決しましょう。
引越し挨拶は、新居への入居前日〜入居当日、遅くとも3日以内に済ませるのがマナーです。戸建ての場合は「向こう三軒両隣」(真向かいと左右の家・裏の家)が目安。マンションの場合は上下左右の部屋と、同じフロアの隣室が基本です。夜間(18時以降)や早朝(9時前)は避けましょう。
引越し挨拶の手土産は消耗品(洗剤・タオル・お菓子など)が無難です。金額は500〜1,500円程度が一般的。手土産は袋に入れたまま差し出すのではなく、袋から出して両手で「ほんのご挨拶ですが」と一言添えて渡します。不在の場合は手紙(名前・新しい部屋番号・一言メッセージ)をポストに入れます。
引越し前にも、特にお世話になった近隣の方へは「お世話になりました」とご挨拶するのが丁寧です。手土産を用意する場合は新居挨拶と同程度(500〜1,500円)の品物が適切です。マンションの管理人さんにも忘れずに挨拶しましょう。
訪問先への手土産は、相手の好みや人数を考慮した個包装のお菓子・地域の名産品が定番です。金額の目安は一般的な訪問で1,000〜3,000円、ビジネス訪問で2,000〜5,000円程度。高すぎる手土産は相手に気を遣わせるため逆効果になることもあります。
手土産は玄関ではなく、席に案内されてから渡すのが正式です。紙袋や包みから出して「ほんのお口汚しですが」「心ばかりのものですが」と言いながら両手で渡します。自分が帰る際に渡すのはNGです。渡す際に「お好みに合うとよいのですが」と一言添えると丁寧です。
手土産にのしが必要かどうかはシーンによって異なります。ビジネス訪問や初めてのご自宅訪問ではのしなしでも問題ありません。品物を複数の人数分まとめる場合は「御挨拶」の表書きが一般的。お中元・お歳暮として持参する場合はのし紙が必要です。のし・水引の選び方ガイドでシーン別に確認できます。
手紙やビジネスメールの書き出しには時候の挨拶を添えるのが正式なマナーです。月によって使う表現が異なり、ビジネス文書では「〇〇の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます」が定番の形式です。プライベートな手紙では「梅の花も咲き始め、春の訪れを感じる今日この頃…」のように柔らかい表現も使われます。
暑中見舞いは梅雨明け〜立秋(8月7日頃)の間に出します。立秋を過ぎると「残暑見舞い」になります。喪中の方へは年賀状の代わりとして1月7日以降に「寒中見舞い」を出すのがマナーです。寒中見舞いは2月4日(立春)頃までに届くよう送ります。
年賀状の投函は12月25日〜28日頃が元旦着に最適です。喪中の場合は年賀状を出さず、11月〜12月上旬に喪中はがき(年賀欠礼状)を出します。喪中はがきを受け取った方への返信は、年賀状ではなく1月7日以降に「寒中見舞い」として送ります。
お年玉は必ずポチ袋(お年玉袋)に入れて渡します。表面に相手の名前(子どもの名前)、裏面に自分の名前を書くのが正式です。金額は新券(新札)を使うのがマナーで、お札は肖像が表・上になるよう折って入れます。兄弟姉妹間での格差が出ないよう配慮することも大切です。
結婚記念日には節目の周年があり、1年目は「紙婚式」、5年目は「木婚式」、25年目は「銀婚式」、50年目は「金婚式」といった呼び名があります。銀婚式・金婚式などの節目には家族でお祝いの食事をするのが一般的です。プレゼントはその年のテーマ素材(銀なら銀製品など)が定番です。
転勤・退職・留学などの際に贈る「餞別(せんべつ)」は、個人で贈る場合2,000〜1万円が一般的です。のし袋の表書きは「御餞別」「はなむけ」を使い、水引は紅白の蝶結びです。餞別は出発の1〜2週間前に贈るのがマナーで、餞別をいただいた場合のお返しは不要とされています。
和食では箸のNG使い方(刺し箸・渡し箸・迷い箸・寄せ箸など)を知っておくことが重要です。乾杯のときは目上の人より杯を少し低くするのがマナー。コース料理では主賓・目上の人が料理に手をつけてから食べ始めます。食事中の携帯電話の操作は基本的にNGです。
乾杯の音頭は声をかけられたら断らないのが基本です。乾杯の挨拶は1〜2分程度にまとめ、「それでは皆さん、ご唱和ください。乾杯!」で締めます。中締め(一本締め・三本締め)の進行は、幹事が誰に依頼するかを事前に確認しておきましょう。乾杯・締め挨拶ジェネレーターで文例を即作成できます。
洋食のコース料理では、カトラリー(ナイフ・フォーク)は外側から順に使います。ナプキンは着席したらすぐ膝に置き、食事中のトイレは折りたたんで椅子に置きます(食後は丁寧にたたんでテーブルに置く)。スープは手前から奥にスプーンを動かしてすくい、音を立てないよう飲みます。
謝礼は、仲人・習い事の先生・塾・結婚式のスピーカーなど、特別にお世話になった方へのお礼として贈ります。のし袋の表書きは「御礼」または「謝礼」が一般的。白い封筒(無地)でも問題ありません。金額は相手の立場やサービス内容によって大きく異なるため、シーン別の相場を確認してから準備しましょう。
寸志(すんし)は「わずかなお礼」の意味で、宴会幹事・送迎ドライバー・旅館の仲居さんなどへの心づけとして使われます。目上から目下へ渡す言葉であるため、上司・先輩への謝礼に「寸志」と書くのは失礼になります。その場合は「御礼」「薄謝」を使いましょう。
謝礼の封筒(のし袋)は、熨斗あり・水引あり(紅白の蝶結び)が正式です。ただし医師・弁護士など専門家へのお礼には水引なしの白封筒を使う場合もあります。封筒の表書きは「御礼」を縦書きで書き、中袋(または封筒の裏)に金額と差出人名を書きます。
500〜1,500円程度の消耗品(ラップ・タオル・洗剤・お菓子など)が定番です。高価すぎる品は相手に気を遣わせるためNGです。「ほんのご挨拶ですが」と言い添えて、袋ではなく品物そのものを両手で渡しましょう。不在の場合は手紙をポストに入れておくと丁寧な印象を与えられます。
手土産は玄関ではなく、席に通されてから渡すのが正式なマナーです。玄関で渡すのは「早く帰りたい」という印象を与える場合があります。渡すタイミングは「一通りのご挨拶が終わった後、着席してすぐ」が最適です。「つまらないものですが」という言い方は現代では古風に聞こえるため、「お好みに合えばよいのですが」が自然です。
小学生低学年(祖父母から)は3,000〜5,000円、中学生(おじ・おばから)は3,000〜5,000円が目安です。続柄・年齢・自分の年代によって異なりますので、お年玉相場チェッカーで詳しく確認できます。兄弟姉妹間で不公平が出ないよう、同じ年齢なら同額にすることが大切です。
暑中見舞いは梅雨明け〜立秋(8月7日頃)の間に出します。立秋を過ぎたら「残暑見舞い」に切り替えます。残暑見舞いの投函期限は処暑(8月23日頃)までが一般的です。暑中・寒中見舞い文例ジェネレーターで送る時期・相手別の文例を即作成できます。
基本的に餞別のお返しは不要とされています。ただし、転勤先・留学先などのお土産を帰省・帰国の際に持って行くのが一般的なマナーです。お礼の気持ちはメールや手紙で伝えるだけでも十分です。なお、はなむけとしていただいた金額が高額の場合は、お礼状を出すとより丁寧な印象を与えられます。